ご挨拶

院長 佐藤大介

皆様はじめまして。「さとう内科クリニック」院長の佐藤大介です。この度2023年5月より守山市今宿に「さとう内科クリニック」を開設させていただくことになりました。多大なご尽力を頂きました関係者の皆様、地域の皆様に厚く御礼を申し上げます。

私はこれまで特定機能病院(滋賀医科大学附属病院)、地域の基幹病院や診療所・クリニック等で勤務し、糖尿病・高血圧症・脂質異常症などの生活習慣病、甲状腺などの内分泌疾患を専門として研鑽を積んでまいりました。特に滋賀医科大学附属病院においては、診断や治療に難渋する病態でお困りの患者さんの診療に多く関わらせていただき、専門性の高いスキルを磨いてきました。また、患者さんとの診療以外にも、臨床研究の企画・実施・解析、基礎研究、教員・指導医として人材育成に携われたことは私の財産となっています。

糖尿病や高血圧、脂質異常症、肥満などの生活習慣病は、動脈硬化危険因子と呼ばれ、その合併症(冠動脈疾患、脳血管疾患など)の予防には早期から適切な治療を始める必要があります。患者さんにより近いところで健康維持、合併症予防をサポートしたいと感じ、クリニックを開設しようと決意しました。糖尿病などの生活習慣病の治療の根幹は、摂取エネルギーや食事内容を適正化し、運動療法を組み合わせることが大切であり、足りない部分を薬物療法でサポートすることになります。近年、糖尿病治療は目覚ましい進歩を遂げ、新しい治療薬やインスリンポンプ、血糖測定のための医療機器(リアルタイムCGMなど)が次々に登場してきており、治療の選択枝は広がっています。当クリニックでは、経験豊富な専任の糖尿病療養指導士と協力(チーム医療)しながら、専門性の高いインスリンポンプ療法、リアルタイムCGMも治療として選択いただけます。糖尿病などの生活習慣病は長期の加療を要する事が多いことから、患者さんの社会背景に合わせた継続できる治療を一緒に考えていくことが大切であると考えています。

今後、これまでに培った糖尿病内科、内分泌代謝内科、総合内科の知識と経験を活かし、4つの医療を提供していきたいと考えています。

  1. 患者さん自身に病態を理解してもらえる医療
    (相談しやすい環境、分かりやすい説明)
  2. 患者さんの病態や社会背景を考慮した個別化医療
  3. 患者さんと患者さんを支える家族に安心してもらえる医療
  4. 専門性を活かした質の高い医療

来院された患者さんに正しい医療知識を分かりやすく説明し、患者さんを支えるご家族にも寄り添いながら心と身体に安らぎを提供できる医療を行ってまいります。地域の皆様の健康維持に少しでも貢献できれば幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

さとう内科クリニック
院長 佐藤大介

学歴

2000年
智辯学園和歌山高等学校 卒業
2006年
滋賀医科大学医学部医学科 卒業
2017年
滋賀医科大学大学院医学科研究博士課程 修了

職歴

2006年4月
滋賀医科大学附属病院 初期研修
2008年4月
滋賀医科大学附属病院 内分泌・代謝内科 入局
2009年7月
近江八幡市立総合医療センター 代謝・内分泌内科
2011年4月
滋賀医科大学附属病院 糖尿病内分泌内科 医員
2016年11月
滋賀医科大学附属病院 糖尿病内分泌内科 特任助教
2020年2月
滋賀医科大学附属病院 糖尿病内分泌内科 助教
2020年11月
滋賀医科大学附属病院 糖尿病内分泌内科 学内講師
2022年4月
滋賀医科大学附属病院 糖尿病内分泌内科 病棟医長
2023年5月
さとう内科クリニック 開院
滋賀医科大学附属病院 糖尿病内分泌内科 非常勤講師

資格・所属学会

  • 日本内科学会:認定内科医、総合内科専門医・指導医
  • 日本糖尿病学会:糖尿病専門医・指導医・近畿支部評議員
  • 日本内分泌学会:内分泌代謝専門医・指導医
  • 日本甲状腺学会
  • 難病指定医
  • 医学博士(滋賀医科大学)